デイサービス(通所介護)のサービス内容や選び方、目的や施設の種類

私の実家の母は、アルツハイマー型認知症で要支援2の認定を受けています。

父の介護生活が長く続き、母はほとんど家から出ることがなくなりました。

ほんの1か月半ほど前まで、何もする気力がなく、ドヨーンとしていた母が、先月からデイサービスに通い始めました。

母の通所介護施設を決めたときのポイントや、見学した施設の内容などを紹介します。

親御さんのデイサービス施設をお探しの方は、参考にしてみて下さいね。

今どきのデイサービスって、すごいんですよ。

痴呆症の母がデイサービスに通うことになった理由

父の介護が長く続いて、母は外出することがほとんどなくなりました。

そのためか、母のアルツハイマーの症状が、だいぶ進んでしまったように見えました。

痴呆症の母が父の介護をしていた話はこちら ⇒ 痴呆症の母がしていた介護は?

デイサービスに通い始めた母の変化

昨日、10日ぶりくらいに、実家の母の様子を見に行きました。

以前は、お風呂に入るのを嫌がり、着替えもしなかった母が、きちんと普通の服装をしてまいす。

母がお風呂に入らない話はこちら ⇒ 母がお風呂に入らない着替えない、もしかして痴呆症?

表情も以前に比べて明るくなっているように見えます。嬉しそうに笑う母の顔を見るのは、久しぶりでした。

太り過ぎて歩くこともままならず、部屋の中でも杖をついていた母が、杖なしで普通に歩いているじゃありませんか?

そんな母の口から出た言葉は、

「ねぇ、米子、デイサービスを週に2回にできないかしら?」

ありゃま、そんなにデイサービスは楽しいですか?楽しいなら、何よりです。どんどん行って下さい。

 

私の母は、はじめデイサービスを行くのを嫌がっていたんです。

みなさんデイサービスって、どんなイメージがありますか?

私のデイサービスのイメージは?

母はデイサービスに行くことを嫌がっていました。

その理由は、テレビで見る痴呆症の施設をイメージしていたからです。正直、私も母と同じイメージを持っていました。

年寄りが椅子に座り、輪になって「ちーちーぱっぱ」と、歌をうたいながら指の運動する。そんなイメージです。

なんとなく暗く、病院の娯楽室のようなイメージをもっていたのです。

老人が多い街は、デイサービス激戦区?

母の住んでいるのは、老人向けの市営住宅です。

家の周りは、老人向けの施設が多く、老人が歩いて生活できる工夫がしてある「ウォーカブルタウン」です。

ウォーカブルタウンのお話はこちら ⇒ 老後は自分の足で歩ける街に住みたい

年寄りが多い街なので、ある意味、デイサービス激戦区になっています。

母のデイサービスの施設を決めるときに、私と母は何か所かの介護施設を見学に行きました。

これが、まぁビックリ!激戦区だけあって、お客さんの集客に、あの手この手。

今どきのデイサービスってすごいんですよ。

 

人気のデイサービス施設の特色や差別化

私はデイサービスの知識がないので、母の担当のケアマネージャーさんに相談しました。ケアマネさんのお話を聞いて、デイサービスの種類や施設の多さにビックリしました。

デイサービスには施設ごとに特徴があり、目的によって施設を選ぶことができます。近くの施設でなくても、家までお迎えに来てくれます。

母が通う施設の条件として、私が考えたのは

  • お風呂があり、毎回お風呂に入れてくれる
  • 比較的に元気な女性が多く、おしゃべりが楽しめる
  • 歩行のリハビリを手伝ってくれる

ちょっと贅沢かしら?と思ったら、これくらい当たり前なんですって。

私がケアマネージャーさんに勧められて見学に行った施設だけでも、ビックリするような所ばかりでした。

  • 普通のスポーツジムのように、さまざまなマシーンがあり、マッチョな専門トレーナーがいる施設
  • 酸素カプセルなどの最新機器やプロのマッサージ師さん・鍼灸師さんがいる施設
  • 学習塾のように、脳トレドリルをして成績を競う痴呆対策の施設
  • イケメン男性スタッフがいるサロンのような施設

まぁ、これじゃ老人じゃなくても、行きたいと思うような介護施設ばかりでした。

私の母が、まだ1か月しか通っていないのに、もっと行きたいと思うのは無理もありません。私だって通いたいと思うくらい楽しそうな所でした。

 

あなたのデイサービスのイメージはどんな感じですか?

きっと、見学に行ったらビックリしゃいますよ。

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