昨年の12月5日の朝9時頃、救急隊の方から私に電話がありました。
「お母さんが部屋で転んで怪我をしたので、救急車で病院に向かっています」
驚きますよね。
高齢者が骨折してそのまま寝たきりになるという話も聞きます。
私の母が骨折してからの経過についてお話します。
高齢者の母が転倒して肩を骨折して痛みはなかったのか?
救急隊の方から
「お母さんは意識もはっきりしていますので大丈夫です」と、聞いてちょっとホッとしましたが、とりあえず母が運び込まれた病院に向かうことにしました。
病院に着いて母にあうと、母は意外とケロッとしていて怪我はたいしたことがないのかな?と思ったのですが、レントゲンを撮ってみると肩の骨を骨折していたのです。
よくよく母に話を聞いてみると、転んだのはその日ではなく前日の夜だったそうです。
ちょっと痛いけど明日まで様子を見て、朝になっても痛かったら近所の病院に行ってみよう・・・くらいに母は考えていたそうです。
ところが、朝起きると動けないほど肩が痛いので、自分で救急車を呼んだと言っていました。
え~、あんまり痛くなかったって・・・と思ったのですが、そんな話を母のケアマネージャーさんにしたら、担当している高齢者の方で骨折していることに気が付いていなかったという方もいらっしゃいましたよ。
とのこと。そんなこともあるんですね。
肩の骨折で入院し手術することに退院までの期間は?
母は肩の骨を骨折していて、人口関節を入れる手術をすることになりました。
入院したのが12月5日で手術は12月8日でした。
その後、母は順調に回復して1月の12日に退院できる予定でしたが、年明けに母が熱を出したので1週間退院を伸ばして1月19日に退院することになりました。
高齢者の場合、回復が遅くて入院が長くなるのか心配でしたが、骨折してから退院まで約1か月半と思っていたよりも早くて安心しました。
また、ずっと病院のベットにいると、そのまま寝たきりになるとか、痴呆症が進んでしまうのではないかと心配していたのですが、目に見えて痴ほうが進んだという感じもありませんでした。
コロナ過に母が入院したことで困ったこと
母が入院したとき、コロナのために家族も病棟に入ることができません。
入院中に母と会ったのは、入院当日と手術の日だけでした。
母の容態は定期的に看護師さんが電話で教えてくれるのですが、困ったのは退院後の母の生活をどうするかということです。
退院しても、しばらくはリハビリで病院に通わなくてはなりません。
また、看護師さんの話でも、元通りになった訳ではないので、今まで通りの生活は難しいということです。
今後の母の生活をどうするか?私が勝手に決めることもできず、母の希望も聞きたかったのですが母とは直接相談することもできません。
看護師さんに、母から私に電話をかけて欲しいと何度も伝えてもらっているのですが、母からは一度も電話はありませんでした。
コロナ過で母が入院して一番困ったことは、本人と連絡がとれなくなるということでした。