老後は、今住んでいる家を売り、田舎に移住したい。
小さな家に住み、庭の家庭菜園で野菜を作り、近くの海で魚を釣る。
天気の良い日は、庭でバーベキューをしたり、ピザ窯でピザを焼いたりするのも素敵。
それが、私の理想の老後の生活です。
でもね。
現実は、そんなに甘くない。
私の老後の理想と現実を考えてみました。
ダウンサイジングとは?
ダウンサイジングとは、言葉の意味どおりサイズを小さくすることです。
老後は、家も暮らしも小さくサイズダウンして、のんびり静かに暮らしたい。
そう考えている人も多いと思います。
老後の理想は?
我が家では、大学生の息子が社会人になる頃には、主人も定年を迎えます。
今住んでいる家は、二世帯住宅になっていて、夫婦二人で住むには広すぎるし、家の周りは坂道だらけです。
歳をとってからの生活を考えると、ちょっと大変です。
以前から、息子が独立したら、小さな家に引っ越そうと計画していました。
どうせ引っ越すなら、田舎の小さな家でのんびり暮らしたい・・・。
でもね。
都会生活に慣れている私が、もし田舎に移住したら、たちまち大変なことになってしまいます。
これが現実
私は車の運転ができないので、近くにスーパーや病院がないと不便です。
これからどんどん歳をとって、体が不自由になっていく今、あえて不便な生活を選ぶことができません。
老後の貯えが十分にありませんので、収入もある程度確保しなくてはなりません。
田舎では、定年後に働ける職場を探すのは大変です。
やはり、理想と現実は違います。
現実は、今の家を売り、都会の片隅で中古の小さなマンションを買ってほそぼそと暮らすことになると思います。
私が住みたい街のお話はこちら ⇒ 定年後はウォーカブルタウンに住みたい
主人の定年まで、あと5年です。
具体的な老後のためのダウンサイジング計画を、夫婦で話し合っていますが、やはり男性は理想を追いかけるもの。
田舎に土地を買い、自分でログハウスを建てるとか、海の近くで毎日釣りを楽しみたいとか・・・。
現実が、見えていないな~と思います。
でも、一番の問題は、主人の定年までに息子が独立してくれるかどうかだな・・・。
私の老後移住の計画の中には、息子の居場所はありません。