自分の実印って持っていますか?
私は、父の遺産相続のために、あわてて実印を作り印鑑登録をしました。
あわてて実印を作ったために、私は実印作成に失敗したと感じました。
もしもの時に必要になる実印、主婦の方は持っていない方も多いと思います。
実印を作るときの注意や、こうしておけば良かったと思うことを紹介しますね。
実印とは?
実印とは、市区町村に印鑑登録した印鑑のことです。
実印が必要になるのは、家などの不動産を自分の名義で買うときや、車を買うとき、相続などのときです。
ご主人と連名で家を買うときや、自分名義で車を購入する機会があった方は、実印を作っていると思います。
しかし、そういう機会がない主婦の方は、私のように、親の相続で必要になり、あわてて実印をつくり印鑑登録をするというケースも多いと思います。
いざと言うときに、あわてて私のように失敗しないために、事前に実印について考えてみてくださいね。
私が印鑑を作成したときの失敗
私の場合、父の銀行口座の相続や保険金の受け取りで、実印が必要になりました。
実印の知識がない私は、はんこ屋さんの勧めるとおりに、印鑑を作りました。
後から失敗だったと思ったことは
それは、印鑑に彫る名前を、姓名(フルネーム)にしてしまったことです。
失敗だと思った理由は?
一般的に、実印はフルネームで作る人が多いですよね。
でも、私の場合、この先に実印が必要になるのは、母親や主人が亡くなって、相続手続きをするときだけだと思います。
使っても、数回だけですよね。
もし、苗字だけにしておげは、私が実印を必要なくなったときに、普通のはんことして息子や息子のお嫁さんに譲ることができます。
でも、フルネームにしてしまったために、私がいなくなれば、その実印は使えない物になってしまいます。
実印作りに失敗しないための基礎知識
印鑑登録ができる印鑑は、市区町村によって違いますので、事前に確認が必要です。
確認しておきたいことは、
- 登録する名前が、フルネームでなくても大丈夫か?
- 登録できる印鑑の大きさは?
フルネーム以外でも大丈夫な場合
独身の女性の場合は、結婚して苗字が変わる可能性がありますので、下の名前だけにする方も多いです。
私のように、既婚者でもう何回も使うことがないなら、必要がなくなったときに、家族に譲ることも考えて苗字だけにするのも良いですね。
三文判や認印を使わない
三文判で印鑑登録をすることもできます。
しかし、私は三文判での印鑑登録はやめた方がいいと思います。
それは、私の母の実印が三文判だったために、認知症の母にはどれが実印がわからなくなってしまいました。
そのため、再度印鑑登録が必要になってしまったのです。
実印の女性におすすめの大きさは?
実印は、通販でも作ることができます。
大きさは市区町村によって違いますが、一般的に8mm~25mmです。
女性の場合は、13.5mm~18mmで作る方が多いです。
値段は、使う素材の種類によって違います。
ブラストチタンなどの高級素材だと10万円位するものもありますが、木製のものであれば数千円で作ることができます。
頻繁に使うものではないので、特にこだわりがなければ数千円のもので十分だと思います。
女性用印鑑 おしゃれケース付き実印セット 【オランダ水牛12mm & さくらケース】 |
通販でも作ることができます。
私は、実印に限らず銀行印などのはんこについて、あまり考えたことがありませんでした。
銀行印も、手持ちの三文判を使っていて、どのはんこか解らなくなっている通帳もあります。
実印と銀行印は、同じ物を使わないほうがいいと言われています。
でも、これから終活を始める私が、息子のために銀行口座などを整理するときには、この実印を銀行印として使おうと思います。
実印が必要になるときは、親の相続などで心に余裕がなくて失敗してしまうことがあります。
いざと言う時に慌てないために、実印のことを今のうちに考えてみてはいかがでしょう?