テレビでもお馴染みの経済評論家「荻原博子(おぎわらひろこ)」さんが、老後に必要なお金は、1500万円程度の貯金と持ち家。
という記事が本に出ていました。
以前に、夫婦二人の老後資金が必要な金額を計算しましたが、この記事を読んで、私は自分が、とんでもない間違いをしている事に気が付きました。
それは・・・
老後必要資金1500万円と持ち家
荻原さんがおっしゃる、老後に必要な資金1500万円と言うのは、
介護費用
500万円程度×2人分
医療費
100万円程度×2人分
予備費
300万円程度(2人分)
だそうです。
持ち家は、住宅ローンが完済していること。 万が一、お金が足りなくなったときは、家を売却してお金を作ります。
年金の満額が支払われる、65歳までは、なるべく働きましょう。ということです。
老後足りなくなる生活費
以前、私が計算した、老後必要なお金より、全然少ない額です。
老後必要になるであろうお金の計算のお話はこちら ⇒ 老後資金、夫婦二人でいくら必要?
私が計算したのは、生活費23万円として計算した、老後足りなくなる生活費です。私が将来、年金以外に必要になる老後の生活費は 2868万円でした。
どこが違うの?
荻原さんが、必要と言っているお金の中には、生活費が入っていません。あくまでも、年金で生活費をまかなえることが、前提になっています。
私たち夫婦は、老後の年金が必要生活費の23万円には、足りません。その場合、荻原さんがおっしゃる「老後必要な資金」以外に、生活費も貯金しておかなければいけない、ということですよね。
我が家で老後必要になるお金
これは以前計算していた、2868万円、プラス荻原さんがおっしゃる、1500万円
合計 4368万円 と 持ち家 になります。
主人が定年退職する、あと5年後までに 4368万円の貯金を作らなければなりません。
主人の今もらっているお給料を、全額貯金しても貯まる額ではありません。もう、我が家絶対絶命です。
更に荻原さんの言葉は続く
更に、荻原さんのお話には続きがあって・・・
1500万円以上の貯金があるなら、自分達のやりたいことをどんどんやって、セカンドライフを楽しみましょう。とな?
多分、この本を読んだ人は、荻原さんのおっしゃる、老後必要になる資金を、「うんうん」と頷きながら読んだのでしょう。余裕の資金でセカンドライフを楽しもうと思ったのでしょう。
それは、老後の生活費は、年金でまかなうことのできる人ですよね。
我が家の年金少なすぎない?
主人は、大学卒業してから、ずっとまじめに仕事を続けてきました。
私は、結婚してからは、パートタイマーで働いて、住宅ローンを払い、息子の大学資金を貯めました。
家族が大食いなので、多少他の家より、食費がかかる以外は、特に贅沢もせず、つつましく生きてきたつもりです。それでも、老後の資金が貯まりませんでした。
他の人はどうなんだろう?
私の周りにいる50代の女性は、結婚してもずっと正社員で働いている人は3割程度です。
結婚か出産を機に、1度仕事を辞めて、子供が小学生や中学生になってから、パートタイマーに出て、働き始めたという人が多いです。
その人達は、老後の生活費23万円が、年金でまかなえるのでしょうか?持ち家以外に、1500万円の老後資金を持っているのでしょうか?
周りの人に聞いてみたいけど、聞けることではないですよね。
やっぱり、我が家は年金が少なすぎるのでしょうか? 将来、老後難民になってしまうの?
???考えれば、考える程、不安になってきました。
あなたの、老後資金計画は大丈夫ですか?
テレビで放送された老後破産のお話も紹介しています。
こちらも、読んでみて下さいね。