以前放送されていた「モーニングバード」でも取り上げられていた、「下流老人」の話題。
今日は「羽鳥慎一モーニングショー」のそもそも総研で、下流老人になってしまう原因について放送されていました。
下流老人になってしまう、代表的な原因は5つ。
老後資金の問題で頭をかかえている私には、とても興味のあるお話でした。
下流老人になってしまう5つの原因
番組内で、原因とされたものは、次の5つです。
- 病気やけが、家族の介護
- 頼れる家族親族がいない
- 自立しない子供
- 転職失敗
- 離婚
上の方の理由は、自分ではどうしようなできない理由です。
下に行くほど、自分の意思が関係してきて、ある意味「自己責任」とも言える理由になるそうです。
我が家を例にとって、少し詳しくみると
病気やけが、家族の介護
これは、自分の意思に全く関係なく、誰にでも訪れる可能性のあることです。
実際に私も、実家の父の介護のために、パートを辞めました。
介護が終わってから、また仕事を・・・と思っても、年齢的に就職先が見つからなかったり、残された母や同年代の主人の親のことを考えると、またいつ同じような状況になるかと考えると、再就職には慎重になってしまいます。
病気やケガも、いくら気をつけていても、年齢とともにリスクはどんどん増えていきます。
頼れる家族親族がいない
たとえ子供がいても、非正規雇用で、安定した収入がなく、親の面倒をみられないことが多くなっています。
我が家も子供が一人だけなので、万が一のときに子供に頼ることはできないと思います。
息子に全面的に頼るようになれば、親子共倒れになってしまいます。
自立しない子供
成人しても、自立できず、親の年金などを頼りに生活している子供がいる。
我が家の大学生の息子が、この先就職して自立できるのか?心配のたねです。
でも、これは何としても独立していただくとしか、いいようがありませんよね。
転職失敗
脱サラで、起業をしたが失敗してしまった。借金してしまった。
リストラにあい、再就職できないこともあります。
これも心配なことです。
主人が定年後は独立したいと、いっています。
自宅で細々とやるのは良いのですが、独立して起業することになったら、ある意味ギャンブルのようなものではないでしょうか?
離婚
離婚して、慰謝料や養育費で財産がなくなってしまう。
女性の場合は自身の年金だけでは生活できない。
離婚に関しては、今のところありませんが、この先絶対にないとは言い切れませんよね。
万が一の離婚で、主人の年金を「年金分割」で半分貰えたとしても、そもそも主人の年金が少ないので、主人の年金の半分と私の年金を足しても、10万円にもなりません。
これでは、生活は出来ないですよね。
下流老人の可能性は誰にでもある
一億総中流(いちおくそうちゅうりゅう)といわれた時代がありました。
日本人のほとんどが、自分の生活水準は「中の中」。定年まで働けば、退職金が入り、年金で生活ができる。
そう、思っていた時代は、私の親の世代までです。
格差社会が問題になっている今、本当に大丈夫なのでしょうか?
自分の年金額を知っていますか?
我が家の年金額を計算してみました。
とても、年金で悠々自適な生活はおくれません。
主人が定年を迎える5年後、年金生活が始まる10年後、息子が就職して独立できるのか?など頭を悩ませることばかりです。
我が家は、老後を生き抜けるのでしょうか?