歳をとってから、下半身の筋肉が低下したな~と感じることがありませんか?
私が外出する時は、ほとんど自転車です。
歩くと言えば、家の中とスーパーの中くらいです。
加齢と共に急速に進む「サルコペニア肥満」って、聞いたことってありますか?
今回は、サルコペニア肥満について紹介します。
まっ、簡単に言うと・・・
老後に筋肉が落ちて歩けなくなっては大変なので、バランスの良い食事をして、ちゃんと運動もしましょうね。
ウォーキングだけではなく、ちょっとスクワットなどの軽い筋トレも必要ですよ。ということです。
詳しく説明すると・・・
サルコペニア肥満とは?
筋肉が極端に減少してしまう症状を「サルコペニア」と言います。
体組織計で計って女性の場合、筋肉率が22%未満だとサルコペニアです。
筋肉が減ってしまっても、脂肪が増えてしまっていると、見た目には変わらない感じがしますよね。
「サルコペニア肥満」というのは、筋肉の低下と脂肪の増加による肥満です。
気が付かないうちに、内臓脂肪が増えて生活習慣病のリスクが増えたり、筋肉の低下が原因で転倒骨折などから寝たきりになる人も少なくありません。
サルコペニア肥満を予防するには
サルコペニア肥満の予防には、下半身の筋肉を鍛えることが大切です。
ウォーキングをしているから大丈夫!という方も、いらっしゃいますよね。
ウォーキングだけでは、下半身の筋肉の減少を防ぐことはできないんですよ。
有酸素運動であるウォーキングと大腰筋(下半身と上半身をつないでいる筋肉)を意識した、スクワットなどの筋肉トレーニングを組み合わせると、サルコペニア肥満の予防にはいいんですよ。
また、食生活面でも、バランスの良い食事を心がけ、筋肉を作るために必要な良質なたんぱく質をしっかりとることが大切です。
最期まで自分の足で立つ生活
亡くなった、女優の森光子さんは、お歳を召してからも、毎日スクワット運動を欠かさなかったそうです。
毎日の積み重ねで、彼女は最期まで自分の足で立ち、舞台に上がることができたのでしょう。
日頃の、こころがけが大切ですね。
実は、最近自転車ばりか乗っている私は、自転車を漕いでいるからそんなに下半身の筋肉が落ちることはないかな?と、思っていました。
それが、ちょっと用事があって、1時間ほど歩かなくてはいけないことがあったんのですが、その後3日間も、筋肉痛が続いて大変な思いをしました。
最近、運動不足かも・・・と思っていましたが、ここまで酷いとは思っておらずビックリしてしまいました。
去年、介護のために仕事を辞めてから、本当に歩くことが少なくなりました。
ちょっと涼しくなってきて、お散歩しやすい季節になりましたね。
10年後・20年後も自分の足で歩くために、少しお散歩から初めてみようかなと思います。