老後移住を考えている我が家で、一番の問題は、家の中に物が多すぎることです。
将来、一軒家からマンションへ引越しを考えたとき、収納スペースが大幅に減ります。
とにかく、物を減らさなくては引越しもままなりません。
少しづつ物を減らしていこうと思い、断捨離をすることにしました。
断捨離に失敗した理由
実は、私は以前にも一度断捨離に挑戦したことがあります。
でも、結局失敗に終わりました。
その理由は、大きく3つ
- 目的がはっきりしていなかった。
- 主人と息子に反対された。
- 収納が多すぎる。
詳しく紹介しますね。
断捨離の目的がはっきりしていなかった
私は掃除や片付けが苦手です。
4~5年前に、片付かないのは物が多すぎるからと思い、断捨離を決意したことがあります。
当時、こんまりさんの本を買い、ばさばさと物を捨て始めました。
始めてみると意外とおもしろく、調子に乗りすぎて家族から反対されてしまったのです。
そこで、断捨離を中止してしまいました。
これは「何で断捨離をするのか」という、明確な目的がなかったからです。
ただ、物が多くて片付かないからでは、長続きしませんでした。
主人と息子に反対された
主人と息子は、物をすてることが嫌いです。
主人は、大学生の頃に着ていた洋服も捨てません。
30年前の仕事で使った資料も捨てません。
必要になるかもしれないからだそうです。
息子は物を捨てることが嫌いなうえに、収集癖があります。
幼稚園の頃に広場で拾い集めたビービー弾(小さな玉)や、海岸で拾った貝殻などから始まり、小学生の頃に読んでいた「コロコロコミック」などの漫画も大事にとってあります。
それでも、まだ息子が小さいときは、わからないように処分したこともありました。
でも、息子もお年頃になると「自分のものを勝手に触るな」と言い出し、捨てるどころか片付けることもできなくなりました。
収納スペースが多すぎる
これが、一番の原因です。
我が家は、主人の実家の2階スペースを改築して、二世帯住宅として住んでいます。
この家に住むようになった理由はこちら ⇒ 主人の両親が住宅ローンを払えなくなった!
改築前の2階スペースは、収納を中心にした造りになっていました。
改築した後の部屋の間取りは、2Kと住居スペースは狭いのですが、収納スペースがやたらと多いんです。
キッチンを除けば、部屋は2つだけなのに、押入れが3間(天袋つき)、ウォーキングクローゼットが4畳、屋根裏収納が4畳半、さらに車庫にも物置があります。
これは、2階の我が家の収納だけです。これに、1階の主人の両親が使っている収納が加わります。
これだけ収納があると、物を捨てなくても、いくらでも隠すことができるんです。
捨てなくても、とりあえずしまっておけるスペースがいくらでもあります。
一度目の断捨離が更に物を増やす原因に
以前、断捨離をしたときは、家族の物は捨てずに、自分の洋服や趣味の物、キッチン用品を中心に処分をしました。それでも、結構な量でした。
私が物を処分したため、収納スペースに余裕ができてしまったのです。
余裕ができスペースには、今息子の物が溢れています。
収納スペースが空いたことで、更に物が増えるという状態になっています。
老後の引越しスペースを考える
老後、主人と2人だけになったら、家を売り引越しをする計画があります。
老後移住計画のお話こちら ⇒ 老後移住、理想と現実
主人と2人だけの生活なら、2DKか2Kもあれば十分な広さです。
その大きさの住居を考えると、収納スペースは一間かせいぜい二間の押入れがあるくらいだと思います。
今の荷物を全て持っていくのは、到底無理なことです。
いざ引越しをしようと考えたときに、一度に物を処分する体力や気力はないかもしれません。
今のうちから、少しづつ物を減らしていかなければと思います。
片付けが苦手な私が、将来のために断捨離を決意します。