私は長男の嫁です。
主人の親兄弟との付き合いは大変です。
先日、TVの「ノンストップ」で放送されていた「ゲスな女が愛させる」という特集を見て、私も主人の家族との付き合い方を、少し変えてみようと思いました。
主人の家族に、どう思われるかより、嫌われても「ゲスな女」になろうと思うと、気持ちが楽になりました。
ゲスな女が愛される
「ゲスな女が、愛される」とは、心理カウンセラーの心屋仁之助さんの書いた本の題名です。
ノンストップを見て、私なりに解釈すると「ゲスな女」は嫌われる女ではなく、まわりにどう見られるか気にせず、自分に正直にやりたいことだけやる女の人のこと。
ノンストップでは、バーベキューに行って、かいがいしく働く女性よりも、何もせずに男性に甘える女性の方がチヤホヤされる。という話を例にあげて、話をすすめていました。
女性から見れば、チヤホヤされる女=嫌な女というイメージですよね。
しかし、ゲストの千秋さんは「私は料理ができないとみんなが知っているから、千秋ちゃんはおしゃべりの担当ね」と言われる。料理を手伝わないから嫌われることはないとおっしゃっていました。
千秋さんをイメージすると、何となく料理をしなくても女性から嫌われない理由がわかります。
長男の嫁として振る舞いが不安
私はいつも、長男の嫁だからやらなければいけないことに、縛られていた気がします。
バーベキューでいつも、お肉を焼く女の立場にならなければいけないと思っていました。
それは、主人の家族にどう思われるか?を気にする気持ちが強かったからだと思います。
口では「主人の家族に嫌われてもいい」と言っていましたが、心のどこかに「長男の嫁」だからという気持ちがあったのでしょう。
主人の家族に嫌われる、ゲスな嫁もありだと思う
長男の嫁だからと、自分から率先して行動することを辞めようと思います。言われたことだけ、やれば良いと考えることにしました。
何をしても、どうせ嫌われるなら「何もしない嫁」と思われて、嫌われた方が精神的に楽だと思ったのです。
一生懸命に肉を焼く嫁よりも「できない」「やりたくない」と、はっきりアピールして「ゲスな嫁」になってみようと思います。
今年の私の目標は、長男の嫁だからと自分から肉を焼いて、手伝わないでチヤホヤされる小姑をねたむよりも、嫌われる嫁になるのもありかな~。
・・・と、心では思っているのですが、思い通りにできないのが「長男の嫁」なんですよね。
心屋仁之助さんの本を読んで、もっと自分に正直に生きる道を模索しようかと思います。